稲門医師会

活動報告(敬称略)

『稲門医師会・稲門法曹会合同シンポジウム』に参加して

日時 :2016年11月27日(日)
場所 :日経カンファレンスルーム
参加者:羽鳥裕、中山久德、中里義博、宮田俊男、古賀達郎、後藤勝博、中條智美、武田淳史
文責 :杉原正子

 2016年11月27日の「稲門医師会・稲門法曹会共済シンポジウム」には、一般の方も含めて大勢ご参加頂き、本当に有難うございました。お蔭様で、苦労して準備した私の「早稲田出身の医師の現状~アンケート結果をふまえて~」も好評を頂き、後半の「柳原病院事件を考える」も、「オールスターキャスト」の客席のご協力もあって、非常に有意義な議論ができました。医療現場の「わいせつ事件」の再発予防対策として、司法側からは、

 ①男性医師が女性患者さんを診察する際、必ず看護師を立ち会わせる。 

 ②患者さん・ご家族のクレームは(事務方が)録音する。

などのご提案が出て「一理ある」と考えた一方で、医療現場にいる者としては、最後の最後の坂根みち子医師(坂根Mクリニック院長)の、「必ず看護師を立ち会わせろとか、録音しろとか、現場では非常に難しいのです。司法側から医療現場に要望を言うだけでなく、司法側こそ変わって欲しいのです。」という「鶴の一声」も心に響きました。

 医療と司法がこれ程率直に語り合えたことは、奇跡と言っても過言ではないと思います。閉会後も、「まさに、相互理解が大切ということですね。」「客席を含めてオールスターキャストをしっかり集めるところが、このようなシンポジウムが成功する秘訣ですね。」「法曹会との合同シンポジウムは今後も積極的にやりましょう。」などのご感想を頂きました。

 思い返せば、一年と少し前の2015年11月20日のことです。早稲田大学交響楽団の一代下の後輩が、「わるこさん、早稲田学報にこんな記事が載っていましたよ。」とメールを送ってくれました。添付してあった見開きの写メの「集まれ!早稲田交友の医師たち 早稲田大学稲門医師会設立総会と懇親会開催のお知らせ」という文字を見た時の驚き、興奮、そして、震えるような喜びは、その後、実際に総会と懇親会に出席した際に、さらに膨らみました。会長の羽鳥裕先生、幹事長の中山久徳先生を始め、心から尊敬できる、しかし、初対面でも旧友であるかのような錯覚に陥るほど気さくに話ができ、多くを共有できる会員や関係者の皆様との出会いが待っていたからです。

 その後も、理事会、稲門祭などの活動を通して、稲門医師会の魅力を堪能して参りましたが、特に今回のシンポジウムでは、「回り道医師」、「回り道医療者」である私たちが、「回り道弁護士」である稲門法曹会の皆様と連携し合うことや、また、一般の皆様にもご参加頂いて語り合うことの大切さを学ばせて頂きました。さらに、懇親会では、一般の皆様もご一緒に人脈を広げつつ、熱意にあふれるキラキラした瞳の学生さんや若手医療者、若手司法関係者たちと、診療科選択やキャリアプランについて語り合ったり、助言を求められたりして、熱い夜は更けていきました。

 ご参加の皆様、ご協力頂いた皆様、本当にありがとうございました。今後とも、よろしくお願い致します。

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